アイルランドへ語学留学される方の、ビザ（査証）や滞在許可、外国人登録などの各種手続きについてご説明いたします。
【注意】
現在いろいろなサイトで情報を入手できますが、個人ブログや古い情報、間違った情報のコピペ等々信憑性に欠けるものも見かけます。
正しい直近の情報を入手するためには、まず正規の情報源へアクセスすることをお勧めします。
日本国籍の方がアイルランドへ入国する際、
事前にビザを取得する必要はありません。
入国の際空港の入国審査にて滞在許可（在留資格）のスタンプが押され、その有効期限は通常1ヶ月から3ヶ月です。
アイルランド入国の際
語学留学をする日本人は、入国審査の際に下記の書類を提示する必要があります。
- パスポート(期限が滞在期間+6ヶ月以上あることを確認して下さい)
- 語学学校の入学許可証
- 学費をすでに支払い済みであるという証明
- 英文残高証明証 (90日以上滞在する方のみ)
外国人登録 (GNIB)
アイルランドに90日以上滞在する場合は、入国管理局GNIB (Garda National Immigration Bureau) にて外国人登録が必要となります。ここでは書類記入、顔写真撮影、指紋採取が行われます。その後、写真付きのIRP Card(Irish Residence Permit)が発行されます。ダブリン市内で申請した場合、カードは滞在先へ郵送されます。
*セキュリティ上の理由からHostelの住所などで外国人登録は行わないようにしてください。IRPカードの紛失や盗難の恐れがありますので、シェアハウス等に引っ越した後に学生ビザ申請を行う事をお勧めします。
◆予約方法
フリーダイヤルに電話をして予約を行います。予約の際にパスポート情報・メールアドレスを伝える必要があります。→GNIBフリーダイヤル詳細はこちら
◆必要書類
必要な書類は下記の通りです。
- パスポート
- 申請料300ユーロ (カード払い)
- 語学学校の入学許可証 “Enrolment Letter” (原本)
- 医療保険加入証明書（滞在期間をカバーしたもの）
- 住所証明
- 英文残高証明
滞在期間6ヶ月未満の方・・滞在月×500ユーロを証明する日本の銀行の英文残高証明書 (例) 4ヶ月の方は2,000ユーロ
滞在期間6ヶ月以上の方・・英文残高証明 4,500ユーロ
日本の銀行から英文残高証明書を発行する場合は2部必要となります。
・1部は発行日から1ヶ月以上経過し、かつ6ヶ月以内のもの
・もう1部は発行日から1ヶ月以内のもの
*現地で現金が引き出せるデビット機能付きキャッシュカードをお持ちいただく必要があります。カードとパスポートのお名前が一致している事をご確認下さい。
*アルバイトをお考えの方には、スムーズに銀行口座を開設するために「現地健康保険」に加入する事をお勧めいたします。現地健康保険加入証明書がアイルランドの住所証明となります。
滞在期限の延長について (学生ビザ延長)
語学学校の生徒としてアイルランドに滞在する場合、滞在期限は最長8ヶ月です。これを超えて滞在を延長したい場合は、期限が切れる前にオンラインで延長手続きが必要になります。(*新規学生ビザのみGNIBオフィスで申請)
語学学校の生徒としてのアイルランド滞在は、最長２年です。(2023年12月現在)
◆滞在延長の予約方法
2016年9月よりオンライン予約となりました。予約の際にパスポート番号が必要です。常に予約が混み合っている状態ですので、早めの予約をお勧めします。→GNIB予約はこちら
◆滞在延長のGNIB必要書類
必要なPDF書類は下記の通りです。
- パスポート
- 現在お持ちのIRPカード
- 学校の入学許可証
- 学校の出席率の証明書 (85%以上)
- 英語検定試験スコア
- 学費をすでに支払い済みであるという証明
- 医療保険加入証明書（滞在期間をカバーしたもの）
- 申請料300ユーロ (カード払い)
語学学校に通いながらの就労
語学学校の学生でも以下の条件を満たし外国人登録をした方は、週20時間 (6月〜9月/ 12月15日〜1月15日のホリデー期間は週40時間)の就労が可能となります。
- アイルランド政府に認可されている語学学校(ILEPリストに記載されている語学学校)の週15時間以上のフルタイムコースを25週間以上申し込むこと
- コース終了時にTIE、ケンブリッジ英検、またはIELTSを受験すること(TOEFLやTOEICは不可)
- ホリデー期間を含め、滞在期間を全てカバーする医療保険に加入していること
Welcome to ICOT College! 