ダブリンで生活をすると「誰もがよく歩く」ということに気が付きます。

東京では地下鉄やJRなど、時刻表通りに運行される交通機関が縦横無尽に巡らされており、また運賃もさほど高くないため、特に長距離を歩く必要はありません。

しかし、ここダブリンの主要交通機関はバスです。路面電車や電車もありますが、決して「どこへ行くのにも便利」とは言い難いのが現状です。そのため、ダブリン市内を動く場合、どうしてもバスを利用することになりますが、渋滞やドライバーさん都合により、遅れたり、キャンセルされたりと、なかなかスケジュール通りには動きません。

そこで、手っ取り早いのは、徒歩です。幸運なことにダブリンという都市は、東京やニューヨーク、パリなどと比較すると非常にコンパクトで、市内の主要な場所でしたら充分歩ける距離に収まります。サイズ的には大阪市が近いかもしれません。

日本から来た私達も、気が付けばダブリンで毎日のように歩くようになります。確かに新しい土地をじっくりと知るためには、電車やバスよりも、自分の足で歩いた方が良いのかもしれません。歩くことで、その道の建物やお店、そこに働く人達、そこに住む人達(ときたま、そこで物乞いをする人達)など、街の息吹をしっかりと感じることができます。

そんな風に、ダブリン市内で歩くようになると、あるひとつの事実に出会います。それは、

みんな歩くのが早い!

ということです。日本から来た私達など、普通にのんびり歩いていると、どんどんと抜かされていきます。それも若い人達だけでなく、老人や学生、子供にまでスイスイと抜かれて、ちょっと戸惑います。これは、もしかして、ダブリン市民の歩くのが早いのではなく、私達日本人の歩く速さが遅いのではないか?と思い、ちょっと検索してみたら、下記のようなレポートがありました。

世界の各都市の路上で、人々が18mを何秒で歩くかを調査した結果。
http://edition.cnn.com/2007/WORLD/europe/05/02/walking.speeds/

1位 シンガポール
2位 コペンハーゲン(デンマーク)
3位 マドリード(スペイン)
4位 広州(中国)
5位 ダブリン(アイルランド)

なんとなく予想していたNY(8位)を押さえて、ダブリンが堂々の第5位。東京は、なんと19位、早いと思っていたロンドンも12位どまり。大阪がありませんが、もしあれば15位くらいでしょうか?

6 位  クリチバ (ブラジル)
7 位  ベルリン (ドイツ)
8 位  ニューヨーク (アメリカ)
9 位  ユトレヒト (オランダ)
10位  ウィーン (オーストリア)
11位  ワルシャワ (ポーランド)
12位  ロンドン (イギリス)
13位  ザグレブ (クロアチア)
14位  プラハ (チェコ)
15位  ウエリントン (ニュージーランド)
16位  パリ (フランス)
17位  ストックホルム (スゥエーデン)
18位  リュブリャナ (スロバニア)
19位  東京 (日本)
20位  オタワ (カナダ)

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